車内用の空気清浄機として、シャープのIG-MX15を購入した。
2ヶ月使ってみたところ、1年弱乗っていても消えなかった新車臭が消えて、非常に快適になった。
ただし、愛車のGR86に取り付けようと思った時に、気をつけなけれないけない点もあったので記事にまとめた。
そもそも空気清浄機とは?どうして空気を浄化出来るのか?
空気清浄機は基本的に以下2つのうち、どちらかあるいは両方の機能を持っている。
- ホコリやゴミなどを集める集塵機能
- 臭いの素や体に害をなす可能性のある化学物質を捕らえる吸着機能
上記機能によって吸い込んだ空気を浄化する。
ホコリを集めるために、フィルターが使われるため、目詰まりによる機能低下が起こる。定期的に交換や掃除が必要になるのはこのためである。
また、化学物質の吸着能力にも限界があるため、こちらも定期交換をしなければ効果がなくなる。
シャープのプラズマクラスターやパナソニックのナノイーは、集塵や吸着機能に加え、ウィルスや菌、花粉の分解を謳っている。私はこれらはあくまで補助的な機能と思うべきと考えている。
重視すべきは、集塵機能と吸着機能だ。
なぜシャープIG-MX15を選んだのか?
なぜ私がシャープIG-MX15を選んだのか。それは、家庭用でシャープの空気清浄機KC-30T7を3年間利用し、その効果を実感してきたからである。
室内でKC-30T7を使用し始めてから、部屋にホコリが溜まりにくくなった。また、花粉の季節であっても室内でアレルギー症状が出ることもなくなった。これはKC-30T7の優れた集塵機能の賜物といえる。
また、匂いのきつい食べ物を食べても、匂いが残らず快適に過ごすことが出来た。
3年間使用し続けた結果、シャープの空気清浄機は基本性能を十分備えているという安心が生まれたため、今回車内用でもシャープの製品を使うことに決めた。
中でもIG-MX15は、フィルター付きで空気清浄機としての機能がしっかり備わっており、価格も実売1万円未満と手の届きやすい価格だったため、今回購入を決断した。
IG-MX15を使用した感想と設置する上での注意点
IG-MX15を利用する際は設置場所に注意しなければいけない。製品の性質上、空気吸入口を塞ぐとその機能を発揮できなくなるためである。
サイズはほぼ500 mlのペットボトルと同じため、車内に設置しようと思ったらカップホルダーにさすのが好ましい。しかし、GR86やBRZはIG-MX15の空気吸入口を塞がずに設置できるカップホルダーがない。
現状、比較的空気吸入口部分が開放されているセンターコンソールのホルダーにさしているが、好ましくは別売りのカップホルダーを購入したほうがより性能を発揮できると考える。
しかし、その性能を完全に発揮できない状態であっても、IG-MX15の空気清浄機能は素晴らしい。3段階の空気清浄機能の強さのうち、最強の状態で2ヶ月使っていると、9ヶ月程度乗って取れなかった新車臭が消えた。これは驚きの効果と言える。
まだ花粉の季節は到来していないが、フィルターが付いているため花粉症対策にも十分働いてくれると期待している。
まとめ
IG-MX15は家庭用のKC-30T7同様、優れた空気清浄機能を発揮していくれている。特に車内の臭いに悩まされている人にはおすすめしたい。
また、これから花粉の季節も到来するので、花粉症に悩まされている方は一度試してみてはいかがだろうか。きっと快適な車内空間を作ってくれると思う。
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