はじめに
現代の製造業では、DX(デジタルトランスフォーメーション)が急速に進んでいます。そこで、管理職やマネージャーを目指すエンジニアの皆さんに、生成AIの活用がもたらす副次的なメリットをご紹介します。生成AIを使いこなすことで、単なる業務効率の向上だけでなく、リーダーシップやタスク管理のスキルも磨くことができるのです。
仕事を依頼されたときに困ることあるある
仕事をしていると、仕事を頼まれたり頼んだりすることは多々あると思います。そして、仕事を頼まれたものの、「なんでこの仕事をやるのか?」「具体的に何をすれば良いのか?」よくわからないことや、反対に頼んだ仕事の結果を確認したら期待していたものと全く違ったものを持ってこられてやり直しを頼むこともあると思います。
これらはなぜ起こるのでしょうか?もうすでに書かれているため、すぐに分かると思いますが、以下の3点が指示するとき(されるとき)に欠けていることに問題があります。
- 仕事をやる理由を伝えていない、理由を伝えていても、必要な背景情報が欠けている
- 期待している(されている)成果が不明瞭
- 指示が曖昧で具体的なタスクまで落とし込まれていない。
3はなくても良い(無い方が手段を選ぶ自由度が合って良いこともある)ことも多いですが、とにかく1と2が欠けている場合は、仕事を与える側と与えられる側、双方にとって良い成果を得られない可能性が高くなります。
生成AIから必要な情報を得るためには?
では、生成AIから必要な情報を取るために必要なことは何でしょうか?ChatGPTに質問をした結果、重要度の高い順に以下の回答を得ました。
- 指示や要求が明確である
- 具体的な背景情報を適切に与え
どうでしょうか?重要だと考えられることが、人に仕事を依頼するときと同じことがわかります。
ここで伝えたいことは、AIだろうと人間だろうと、仕事を依頼するときに重要になることは同じということです。付け加えると、人に仕事を頼むときに丁寧にお願いすると気持ちよく仕事してもらえますが、AIにお願いするときも、丁寧な言葉を使うとより詳細で丁寧な情報を返してくれます。
生成AIを使うことで、人に仕事をお願いするときに必要な具体的で明確な指示と情報提供能力を鍛えることが出来ます。
マネージャーに必要な能力
生成AIを使うと、他にも管理職として必要な能力が養われます。それは、タスクを分解して具体的な行動まで落とし込むスキルです。管理職は、与えられた(あるいは自分で設定した)課題を解決するために、部下に仕事を渡す必要があります。特に現場に近いマネージャーは、課題を分割し、具体的なタスクまで落とし込むことが求められます。
AIから情報を得る際も同様です。特にプログラムを得るときは、実行したい処理を可能な限り具体的に、ステップに分けて指示を与える必要があります。明確な依頼を与えることで、依頼の目的を達成してくれるのです。
つまり、生成AIを使いこなす(=指示がうまくなる)ことで、部下にタスクを与えるスキルを鍛えることになります。生成AIは管理職としてのスキルを磨くパートナーになり得るのです。AIを使いこなせれば、AIにお願いしたほうが良い仕事と人にお願いすべき仕事も分かってくるため、結果的に自身の管掌する部門の課題解決のスピードも上がることでしょう。
まとめ
ここまで、管理職に必要なスキルと生成AIを使いこなすスキルが非常に類似していることを解説してきました。AIにしろ、人にしろ、指示を与えるときは
- 目的や目標を明確にする
- なぜやるのか?背景含めて説明する
- 具体定期なタスクまで仕事を落とし込む
ことが重要になります。生成AIを使いこなすことで、生産性upとともにマネージャーとしてのスキルを磨いてみてください!
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